Uターン女子の地域おこしブログ 大樹町地域おこし協力隊

2015年から北海道大樹町の地域おこし協力隊に。自動車メーカーを辞めて、横浜→北海道十勝の大樹町に移住。地域おこしとナリワイ作りに日々奮闘中。

【2015/4/11の記事】地元大樹町にUターンして地域おこし協力隊になった話

この4月から2つの新しいスタートを切りました。

 

①地元大樹町にUターンして、地元いなか暮らし始めました

②大樹町役場で地域おこし協力隊として働き始めました

 

 

まず、①の地元いなか暮らしのこと。

まず暮らしの状況としては

・つまの実家暮らし つまの両親・祖父・おっと&つまの3世帯5人暮らし

・家は結構部屋数も多いので、妹と私の部屋の2部屋&1物置を私たちのプライベート空間として使用

・キッチン、洗面所、お風呂、玄関、リビングは共用

という感じ。

家の前は畑と森ばかりで、隣の家は1キロくらい先

最寄りのコンビニまでは車で20分(町中まで20分)

私の実家以上に田舎な場所を見たことが無いです、そういう場所です。

 

「両親と同居する」と言うと、大抵の友達は「うっそ!」と驚愕するのですがね、

いや、私も、正直どうなるかな〜うまくいくのかな〜と不安な部分が大きかったんです。

数週間経って、今の感想としては、

 

両親との同居、意外といいかも(・∀・)

 

何が良いって家事の分担。←超実利w

私は朝が弱くてギリギリまで寝てしまい

朝はバナナとジュースしか食べず1分1秒刻みでバタバタと準備する派だったのですが、

この春から夫婦揃ってお弁当になってしまった(今までは社食でよかった)

朝弱いのに、お弁当作りなんて出来るのかしら(いや、工夫次第で出来る、というかやりなさいって話だけど)

なんて心配もつかの間でした。

お母さん、毎日お弁当作ってくれてる!!朝食も!!ごはんと味噌汁と焼き魚が出てくる!!

母SUGEEEEEEEE!!!!!!

ただし夜ご飯は、私が担当。

その他、家の掃除や洗濯などもみんなで分担しています。

もともと夫婦で家事を分担していたのでかなり楽にはなっていたのですが、

両親同居を始めてさらに一人あたりの負担が減りました。

暮らしのルールを決めてお互いの生活を尊重していけばそんなに問題も起きないし、

プライベート空間があるから「一人になりたい・・・」と思ったら自分達の部屋にこもれば良いので、

なんか、親とシェアハウスしてる感覚?が近いのかも。シェアハウスしたことないけど。

「両親と同居」って言ったら肩身狭くて見苦しい・我慢といったイメージがあってネガティブだけど

「親とシェアハウス」って言ったらイメージがらっと変わりますよね。

 

あとは、やっぱり両親や祖父が本当にうれしそうにしていることかなと思います。

今まで3人で住んでいた家に私たちがやってきて、家の中がかなり賑やかになったのだと思います。

うれしそうな両親を見るのは子供としても、帰って来た甲斐あったかな〜と思えます。

 

 

②の地域おこし協力隊の話。

4月1日から町役場で勤務スタート。企画課づけだけれど、商工観光課に座っているので商工観光のお手伝いをちょこちょこさせていただいています。

 

初日に言われたのは「好きなこと、やりたいことをやっていい」

協力隊任期中のいちばんの目標は

「協力隊の任期が終わっても続けられるナリワイを作ること」

それを以前から役場の皆さんにお伝えしていたので、

役場の仕事を手伝うサポーターではなく、

ナリワイを作り、どこかの分野を特定した活動ではなく町おこし全体を考える協力隊としての

お仕事をお願いされました。

 

協力隊といっても様々で、ひどいところだと、地元で募集が無い人気の無い仕事を協力隊にさせるという劣悪な環境もあると聞く中、

私たちの意図を尊重して、受け入れてくれた役場の方々に感謝しています。

 

ただ、「好きなことをやっていい」と言われて

いきなり「わかりました!がつがつやります!おりゃ〜!!!」となるような人間でも無い。

というか、いくつか選択肢がある上で選ぶとか与えられたことを必死にやる、という生き方や働き方ばかりをしてきたので、

いざ好きなことをやっていい、と言われるとかなり躊躇いがあります。

 

でも、ナリワイ作りってきっとこういうことなんだ。

自分で何に取り組むのか、力をかけるべきところを自分で選べる、選択の自由がある。

その分、うまくいってもぽしゃっても、全部自分の責任になる。

自由でシビアで苦しくて楽しいものなのかも。

 

今は、いきなり何かを始めるのではなく、

色んな方に会って、話を聞いて、町の状況を理解し、

複雑に絡み合った糸を一つ一つほどきながら、町の課題を見極めていきたいと考えています。

簡単に言うと町のことを知ろう月間です。