【2015/4/13の記事】干物、漬物、はちみつ。地元の人たちの「自給力」はすごかった
今日、仕事から帰ると自宅の玄関先に
魚の干物が干されていました
おお、お母さん、干物まで出来るんだ!とちょっと驚き(ただ干すだけなのかな?簡単?)
お母さんに限らず、
地元の人はなんでも手作りするスキルを持っています
野菜を作ったり、山菜をとったり、
梅干しや漬物をつけたり、
梅酒を作ったり、
アイスやチーズ、お味噌まで自分で作ります
おっとの職場の先輩は
空いたドラム缶でペレットストーブでも作ろうか
と話していたそう
ストーブを自作するなんて発想、無かったよ💡
この土地は大きな街から離れているので、交通が不便でなかなか買い出しにも行けなかった時代、
おじいちゃんおばあちゃん世代が若い頃は、
どうやって冬を越そうか、冬の食糧をどうするかは死活問題だったそうです
だから、つけものをつけたり、チーズを作ったり、お肉や魚を保存食に加工したりと、
あれやこれやと知恵を働かせて冬を越していたんだそう
お米以外は買わなくても大丈夫、そんな生活
お米は育たない土地なので、それだけは購入していたんですね
今は、お金を出せばなんでも買える時代
便利なのかもしれないけれど
物のひとつひとつの有り難みが分かりにくくなっているように感じます
作ることの難しさや苦労がわかっていると
残さず食べよう、大事に使おう
ものに対する態度や心構えが
変わってくるような気がします
3.11 東日本大震災の後、スーパーからは食材や日用品が一気になくなりました
あの時に感じた、いのち・安全に対する不安
自分の生活に必要なものを作る技術や知恵を私は一つも持ち合わせていない
つくれること、つくれるものを一つでも増やしていきたい
お金は持っていなくても
暮らしの知恵を持っていれば
どうにかこうにか生きていけそうな気がします
暮らしの知恵袋
いっぱいに膨らませていきたいな