Uターン女子が協力隊になって1年。1年間のまちおこし活動?をまとめてみた -vol.2-
田舎には面白い行政サービスがあるもので。
今日はまちの施設で、包丁研ぎとまないた削ぎ??サービスをやっていました。
しかも料金が決められているのではなく、
募金形式!!!(といってもちゃんとお気持ち払ってきましたが)
なにこのサービス。めっちゃありがたい。
(包丁研ぎとか地味に面倒くさいのでやりたくない。私がやらないので夫が気付いてやるくらい。それほど私にとっては地味に面倒くさい作業。)
母に頼まれて包丁4つ、まないた1つを持って行き、
数時間後に取りに行きます。
包丁もまないたも、
しっかりとキレイに研がれて帰ってきました❤️
こういうサービスって都会でもあったのかな?
東京時代も横浜時代もそんなサービスはきいたことない。
私が知らなかっただけなのかもしれないけれど。
こういう田舎の面白サービス、ちょこちょこ書いていきたいな。
さてさて
1年間のまちおこし活動の振り返りでした。
振り返ります!
ナリワイづくりその① ふるさと納税魅力アッププロジェクトの続き
☆お返しの品の商品ラインナップの拡充。
現状ふるさと納税に取り組んでいる地域のなかには、いただいた寄付の7割とか8割というような大幅な還元を寄付者様に対して行って、選ばれようとしているところがあります。
個人的には、お買い得!やらなきゃ損!みたいな現状のお得合戦はなんだかそもそもの主旨と違う気がしています。
だからこそ、その地域ごとに明確なポリシーやガイドラインを持っていないとうまくジャッジができない。
なので、お返しの品のガイドライン作りと同時並行で、ターゲット決め、お返しの品のコンセプト作り、セットの企画等を進めていき、5商品→25商品(季節販売のものもあるので、ウェブ上に表示されているものは少ない可能性あり)まで増やしていきました。
特に、ターゲットを決めることはかなり行政の取り組みとしては珍しいことだと思いますが、どんなサービスにしろ商品にしろ、万人受けしようとして作ったものは結局誰にも刺さらないと私は思っているので、ここは譲れないポイントでした。
(ちなみに首都圏に住む若い子育て層(実際にはもう少し生活価値観とかで絞っています)向けにやっているのですが、施策の振り返りをしたところかなりターゲットに近い層の方に寄付者いただいていることがわかりプチ感動)
お返しの品は、
安心安全で美味しくて
作り手のこだわりが詰まった品々を。
ホエー豚の先駆け的な養豚農家さんのホエー豚しゃぶしゃぶ・豚丼とか
漁師のご夫婦が二人三脚でやっているお魚の加工品などをセレクト。
私もすべていただきましたが、自信を持っておすすめできるものばかり。
もっと沢山のひとに知っていただきたいな、と思う。本当に。
ちなみに大樹町は宇宙のまちづくりを進めているので、
先日ご当地宇宙食なる商品 スペースチーズも追加しています。
今年度もいろいろ増やしていく予定なのでお楽しみに。
☆情報発信の強化
生産者さんとお話をしていて感じたことは
こだわりや想いをもった生産者さんがいること、
それ自体がこの町の価値だし、
そのこだわりを知ったうえで食べるのとそうでないのでは、
美味しさに違いが出るな、ということ。
そのままでも美味しいけれど、
もっと美味しく、もっと安心して食べていただきたいと思うんですよね。
だからこそ、生産者さんのこだわりやみなさんの顔が見えることによる安心感を大事にしたくて、生産者さんのインタビュー記事を掲載することにしました。
取材もライティングもすべて超初心者なので、
へったくそな文章になってるかと思いますが、
そこはご容赦ください><!!!
・オペレーションの改善。
顧客管理、発注、配送のオペレーションの効率化。
これはかなり苦労しました。
何も知見がないので。
最初の数ヶ月は毎週ヒーヒーいってましたが、
改善マインドは前社でかなり仕込まれたので、
改善し続けた結果かなりオペレーションが楽になりました。
でもまだまだ改善必要。改善に終わりはないな。
今年は、オペレーション改善やさらなるお返しの品拡充はもちろんですが、
寄付金がどのようにまちづくりに活かされているのか?や
大樹町がどんなまちなのか?を定期的に情報発信をして、
1回の寄付で終わりにならない関係性をまちと寄付者様のあいだにつくっていきたいと思います。
がんばる!!!!!