Uターン女子の地域おこしブログ 大樹町地域おこし協力隊

2015年から北海道大樹町の地域おこし協力隊に。自動車メーカーを辞めて、横浜→北海道十勝の大樹町に移住。地域おこしとナリワイ作りに日々奮闘中。

Uターン女子が協力隊になって1年。1年間のまちおこし活動?をまとめてみた -vol.3-

1年の振り返り第三弾(振り返りすぎ。笑)

時間がかかりすぎなので、まいていきますー

 

 

 

ナリワイづくりその② 移住促進プロジェクト

 

地元に戻ってくる前から

これは必ずやりたい!!!と勝手に思っていたことがあります。

 

それはとかち移住促進のプロジェクト。

大樹町だけでなく、とかち(十勝)という地域全体を

もっと帰りやすい場所にしたい。

ということ。

 

 

実際に自分が移住をしてみて、

そのハードルの高さやハードルの多さに唖然としました。

 

 

仕事を探しても、なかなかうまく仕事がみつけられない。

エージェントに登録してみても札幌の仕事しかない。

親に相談するも親まで「仕事ないよ」と言う始末。

仕事ない。不安。

というかまずい。やばい。生きていけない。

 

 

地元の友達はほとんどが町を出て札幌など他地域に住んでいるし、

地元なのにも関わらず、ともだち・知り合いがいない。

気の合う同年代のともだちってできるのかしら、、、

不安。超不安。やばい。生きていけない。

(私はど僻地の学校だったので、生徒の人数が少なかったのです)

 

 

収入が減るけど暮らしていけるのだろうか、、、(いや、全然暮らしていけるんですけどね。)

せっかくだったら今の会社でもう少し働いてマイホーム資金を貯めて

子供も欲しいんだから、養育費も貯めて、、、、

不安。超不安。どうしよ、どうなる、わたしたち?

 

 

と、移住を決めるまでには

いろんな不安があり、ハードルがわっさわっさあります。

 

それらの不安をひとつひとつ解消していかなければ移住という決断はできないし、

そういう不安をひとつひとつクリアしながらトントンと前に進めるような支援が必要だと思うのです。

 

それは、実際に移住を経験している私だからこそ、

当事者の気持ちがわかるからこそ、

何かできる領域なんじゃないかなーと。

 

 

というわけで、あれこれ動き回っていたら、

大樹町の移住促進にこれから関わらせていただけるようになったり、

他にもポツポツとお話もいただけるようになりまして、

「こりゃ本気で取り組むには法人が必要だ」ということになりました。

 

 

 

 

というわけで、会社も立ち上げました。

 

 

 

 

自分でも急展開すぎてびっくりぽん。

 

 

「ナリワイつくるぞーい!!」なんて意気込んでましたが、

起業という選択肢を人生で一度も、

まじで一度も考えたことがなかったので、

自分でもびっくりしています。

 

今でも、思い切りやってうまくいかなかったら、

どこかの企業さんに就職させていただこうなんて思っていたりします。

 

なんて言ったら、そんな甘い考えで起業するなとか、

大先輩達はおっしゃるのかもしれませんが、

でもこれもひとつの形なんじゃないかと思うのです。

 

 

前に人の強みを見抜くのがやたらと得意な方から

「あなたの強みは、”一番最初にやる”ことだよね」

と言われたことがなんだか沁みます。

 

とにかく、やらぬ後悔より、やった後悔。

任期中の3年間は自分の心にわがままに生きると決めたので、

人生初の会社運営、移住事業、がんばってみたいと思います。

具体的に何をやるのか?はプロジェクトが始まってから書いていきますー!