Uターン女子の地域おこしブログ 大樹町地域おこし協力隊

2015年から北海道大樹町の地域おこし協力隊に。自動車メーカーを辞めて、横浜→北海道十勝の大樹町に移住。地域おこしとナリワイ作りに日々奮闘中。

【1年のまとめの合間にちょっとよりみち】日々変わる私の進路

私が協力隊として働くこのまちは、協力隊に関してはかなり寛容なまちだと思う。

 

勤務は週4だし、

 

副業OKだし、

 

活動費もかなり自由に使わせてもらえてる。

 

ここまで自由にやらせてくれるまちはそうそうないと思う。

 

神。

 

 

今月末は、町長に対する「協力隊になって1年経ちました報告会」が予定されている。

 

 

協力隊側から要望して、半年に1度、町長や副町長、関係課の課長さんたちが集まって

私たちの業務報告や今直面している困っていること・承認してほしいことなどを話す。

 

こういう場をセットさせてもらえること自体も、

本当にありがたい。

 

活動を続けていくなかで、こういう区切りのようなものがあると、

自分の活動をじっくり振り返る良い機会になる。

 

今回もこれまでの活動や今の想いを振り返っているのだけれど、

そこで気づいたことがある。

 

 

日々考えが変わる自分

 

日々というのはさすがに言い過ぎだけれど、

将来進みたい道について結構考えが変わることがある。

 

私は基本的に安定志向。

人に雇われたい!という気持ちが強い。だから新卒でメーカーに行ったし。

 

協力隊の任期後も

どこかの会社に所属させてもらって、

協力隊期間中に自分が育てた事業を、その会社で続けられたらいいな、と思っていた。

 

もしくは、うまく仕事が作れなかったら、

十勝には結構面白そうな企業が沢山あるんだし、

有難くも「任期終わったらうちで働きなよ」と声をかけてくれる企業さんもいるので、

どこかに就職するという道もあるよなーとも思っていた。

 

もしくはもしくは、これまたうまく仕事が作れなかったら、

都内の企業のリモートワーカーとしてこの町で働くという選択肢も考えていた。

(意外と新しい働き方で面白そう)

 

 

この3つのうちのどれかを選択するのかなーなんて

それぞれの選択肢を行ったり来たりしていた。

 

 

そんな矢先、

 

先日会社を立ち上げてしまった。

 

 

 

生まれてこの方、起業するなんて一度も考えたことは無かったので、

たぶん一番びっくりしているのはこの私だ。

 

 

でも、やりたいことをやるためには、

法人化という手段がたまたま必要だっただけで、

形はどうあれ、とにかく私は「自分がワクワクすること」をひたすらにやっていきたいのだと思った。

やりたいことを、やる。

それが原動力。

 

 

法人化を経験して、起業することに対しての変な恐怖心やアレルギーが和らいだ今、

将来の選択肢は、自分で自立して仕事を進めていく道、の可能性が高まってきた。

 

考えが変わることは

軸が無いとか、フラフラしていて考えが甘いとか、

ネガティブに思うひとも多いと思うけれど、

日々考えが変わるということは、

それだけ物事への見方や視点が増えて、

考察力が上がって、自分が成長しているような気もする。

 

昨日まで正しかったことが、

今日も正しいかなんてわからない。

世界は日々変わるんだから。

 

今この瞬間、正しいと思う道を選んでいくことしか、

今の私にはできない気がする。