夫が会社を辞めてフリーになった。夫婦そろって不安定だけどわりと心は安定している。
食後にコーヒーを淹れてくれるというので待っていたら、
牛乳あたためてコーヒーいれただけのカフェオレじゃなくて、
まさかのふわふわカフェラテがでてきました。
泡ふわふわ。ふわっふわ。おいしいなあ。
ふう。
どうもこんばんは、なかがみです。
そういえば、いきなりですが夫が会社を辞めました。
1ヶ月以上も前のことです。
夫も好きにやってみたいようだったので、
だったら会社辞めたらどう?と夫婦で話して、決まりました。
夫には普通に働いていてほしいなあ(しかし自分は好きなことをやりたい)なんて
甘いことを考えた時期もありましたが、
まあ自分も好きにやらせてもらっているのでそんな甘いことは言えず、
お互い様だよね〜(^^)ということで。
辞めてからというものの、
夫は日々、次にやってみたいことの勉強をしたり、
家事をしたり、
チーズを作りに行ったり、
もらった野菜や食べ物を周りにおすそわけしにいったり、
となんだか楽しそう。
そして意外に忙しそう。
ちなみに夫は私より家事の才能(というかセンス)があることが判明。
いやうすうす気づいてはいたけれど。
ある日帰ると、冷蔵庫のなかが一気にきれいになっていて。
夫はあらゆるものをタッパにパッキングしまくっていました。
これって昼のワイドショーのコンテンツで出てくる「整理整頓術!」とかで映し出される
めっちゃきれいに整理された冷蔵庫みたいじゃん!
と感動してしまいました。すげー。
私が一度冷蔵庫から出した梅干しを適当な段に戻そうとすると
「そこ違うから」
とぴしゃんと指摘。
「お、おお。定位置決めてあるんですね」
整理がうまいひとはまず定位置を決めるらしい。
なるほどなるほど。勉強になります。
あ、話がそれた。
夫が会社を辞めた話に戻ります。
いろんなひとにお会いしているとよく
「旦那さん何やってるの?」
と聞かれたりします。
その質問に対する回答。
夫が無職、というとそれもちょっと違う気もする(だって勉強したり、家のことやってくれたりしてるし)ので、
そういうときは
「夫はフリーです^^」
と返すようにしています。
夫がフリーという響きもどうかと思うが、
無職も違うし、
主夫も違うし、
学生も違うし、
なんかどのワードもしっくりこない。
縛られていない自由な身ということで
フリーという言葉を使っています。
ちなみに妻の私は地域おこし協力隊という
任期が最長3年の超不安定な仕事。
夫婦そろって不安定。
しかし、心はわりと安定しています。
こういうときに、
「それで食べていけるの?」とか思われがちなのだけれど、
意外とどうにかなる気がしています。←この歳で言うのもどうかと思うけど
地方に来て生活コストをかなり下げていることも
経済的な不安が少ない理由のひとつかもしれない。
家賃は協力隊の間は0円。
その代わり超古い。
(でも壁紙はって、床に木目のフロアカーペット引いたらいいかんじになった❤️)
子供もまだいないので、稼がねば!支えねば!みたいな強いプレッシャーもない。
(でも子供はちゃんとほしい)
食べ物が近くにあるというのも大きい。飢えることはなさそう。
(買えないなら育てればいい。もしくはブツブツ交換する。親も近くにいるし)
何より、夫婦2人いれば、
どうにか支え合って生きていけるんじゃないかと。
2人揃ってメーカーを辞めた時も、
そういう気持ちだったなあ。
2人でいれば、死なないよね。みたいな。
やりたいことをやっている、というのも大きく作用していそう。
生活コストを下げて、
田舎で物欲も少なくなって、
というわけで経済的な不安も少ないし、
でも心はしっかりと満たされている。
なんというか、
「どうにかなるさ」
という気持ちは結構大事な気がしてます。
だいたいのことは、意外とどうにかなるのだと思います。
だって、どうにかならなかったことなんて、ないもの。
その瞬間は
「あーもう無理。
つらい。
苦しい。
逃げたい。
お腹いたい。
やだやだやだーーー」
ってなったとしても、
30年間はどうにかなってきたもの。
もし自分のやりたいことがうまくいかなかったとしても、
そこからどこかひろってくれる会社を探して
就職して、
そこでしっかり花を咲かせればいい。
何度だってやり直せる気がする。
あれがないとだめ。
これがないとだめ。
という必要条件を沢山あげるのでは苦しくなっちゃう。
生きていくのに必要なものなんて、
そんなに多くないはず。
なんだか、これくらいの心持ちが生きやすいなあと思っています。