あなたの周りに仲間はいますか?
地域おこしに必要なもの
こんばんは。中神です。
先週末はETICさん主催の「全国地域仕掛け人市」に参加してきました。
参加者側ではなく、まさかの出展側として!
しかもありがたいことに、
「多様な地方との働き方」という分科会で他の地域の仕掛け人の方々と
トークまでさせていただいちゃいました。
ありがたすぎる。
このイベントが本当に客層も私が意識している客層どんぴしゃで、
集客力も良くて、素晴らしいイベントでした。
熱気がすごかった。熱かった。
もともと期待していたイベントですが、
期待以上でした^^
イベントの所感はさておき、この出展にあたって、
4名ほどボランティアスタッフとしてお手伝いをしていただきました。
東京でイベント出展をする度に地域から人を送り込むのはなかなか厳しい(特に経済的に・・)
そんなときに、イベント先の現地でお手伝いしてくれる方がいるのといないのでは大違い。
イベント中も私がお客様とずっとお話しているので、
ブースの展示の改善やカメラ撮影など、私の行き届かないところまでやってくれるから「本当にありがたい存在だなあ」と感謝感謝に次ぐ感謝。
そんなことを通して、感じたもの。
あなたの周りに仲間はいますか?
地域おこし協力隊になって、
「自分が地域をおこさなければならない!」
「限られた任期の中でしっかり成果を出さなくちゃ!」
そんな風に自分にプレッシャーをかけすぎたり、
肩に力が入っている地域おこし協力隊の方をちらほらみかけることがあります。
また、一方で周りがどう思うかなどの周りの考えは気にせず、
「とにかく自分のやりたいことをやる!」という猪突猛進型の地域おこし協力隊の方もいます。
気づけば一人で突っ走りすぎて誰もついてこない、
孤独な協力隊の姿もみかけます。
もちろん、地域おこし協力隊の働き方なんて人それぞれでいろんな意見があっていいと思いますが、
私は、どちらもちょっと違うような気がしています。
外から見ていても素敵だなあと魅力的に映る地域は、
地域に魅力的なコミュニティがあることが多い。
地域おこしの活動も、みんなで楽しそうにやっていたり、
みんなで力を合わせてやっていることが多いと思います。
もちろん、地域は優秀な1人の力で大化けすることもあるかもしれない。
でもやっぱり、「1人よりは2人、2人よりは3人」だと思うのです。
自分がやりたいことを押し通すのも大事だけれど、
そんな時は周りがうまく見えていないことも多い。
長く地域で活動するからこそ、
周りをよく見ながら、
丁寧にコミュニティを作っていくことが大事じゃないかなと思うのです。
だって、1人だと辛いことも、
仲間がいたら乗りきれるし、楽しいじゃないですか?
限られた任期の中で成果を出すことももちろん重要です、
だれだって自分が地域に来た足跡というか、
ここにきた意味を残したいと思う、のもわかる。
でも先輩の地域おこし協力隊が言っていた言葉が印象的で。
「協力隊が入ってきて数年でがらっと変わる地域なんてない。
そんなレベルの地域課題なら、もっと早くに(地域は)良くなってる」
そうそう、地域はそう簡単に変わらない。
だからこそ、肩の力をほどよく抜いて、
リラックスした状態で周りをよく見ながら活動する。
自分にプレッシャーをかけすぎないこと。
あーこうやって書くと、私も任期の半分が経ち、
良い意味で肩の力が抜けてきたのかも。
1年目は仲間を5人つくること
地域おこし協力隊1年目の目標として掲げていたのが、
「仲間を5人つくること」
なぜ5人か?は感覚的でなんとなくなので、適当な数字でしかないのだけれど。
私は「周りがやってほしいこと」を尊重して活動することを心がけています。
ふるさと納税、宇宙の森フェス、道の駅で野菜売りなどなど。
どれも私がやりたいことではなく、周りが「やりたい」「やってほしい」と言ってきたことばかり。
でもそれらの活動をお手伝いするなかで、
着々と地域の方とのつながりが深まり、信頼関係が構築されていきました。
1年半経って振り返ってみると、
5人どころか、5人✖️3コミュニティ分くらいの仲間ができました。
あー本当にかけがえない。
自分がやりたいこと。周りがやってほしいこと。
そのバランスをうまく取りながら活動していく、ということなのかな。
あなたの周りに仲間はいますか?
自分に問いかけてみてください^^