【2015/5/24の記事】地域おこし協力隊として地元で働くことの5つのメリット
域おこし協力隊として地元大樹町で働き始めて
約2か月が経ちました
少しずつ顔見知りの方も増えてきて
お願いされる仕事も増えてきて
お呼ばれされる集まりも増えてきました
ほんっとーーーに有難い
少しずつ、地元になじんでいきたいな
私は週7日地元のことを考えているような感じで(大げさだけど、本当そんな感じ)
考えすぎて頭が煮詰まったり、
やりたいことが増えすぎてついつい突っ走ってしまったりと
最近はそういうことが続いてかなり落ち込んでいました
具体的にいうと、総務省の地域おこし協力隊のモデル事業募集に手を挙げようと
1週間で企画書を作ってみたんです(締切まで1週間もなかった)
初めての公的な募集への申請だったのでよくわからないことも多かったし、
総務省の担当者に毎日のように電話をかけて(おかげで担当者さんとは仲良くなった笑)
でも、さすがに着任してまだ2か月だし、そういうのを申請するのは早いんじゃないか?と、ストップがかかりました
ヒトモノカネとはいいますが、
カネからとりにいったらだめだということを学びました(いや、冷静に考えたらたしかにそうだ)
まずは、思いを共にできる仲間を集めることが大事みたい
時間がなかったから特急だけど、自分的にはかなり詰めた案だったので
さあこれから申請だ!関係者行脚だ!と思ったところでのストップは、正直かなーり落ち込みました
でも、めげてる場合ではないし、めげてる時間があるなら何かやれよって感じだし。
ただ、よくよく考えると
私が、つい想いが溢れすぎて突っ走っても、
これ以上出てはいけないところを察知して私にストップ!と言ってくれる
とってもバランス感覚が素晴らしい上司や周りの方々、両親、夫、友人がいるおかげで
今回は事故らずに済みましたw
この状況にほんっとーーーーに感謝してます。
こうやってストップをかけてくれる方々がいなかったら「あいつ突っ走ってんなー」って事故って終わるわw
そんなこんなで落ち込むこともあるけれど、私は元気です←魔女宅にこんなセリフあった気がする
ところで。
今日は地域おこし協力隊として地元に帰ることについて書きたいと思います。
地域おこし協力隊は総務省の制度で、平たくいうと地方に都会の人材を送り込み、まちを活性化させたり、隊員の定住化を目指すというものです
任期は1~3年で、毎年更新。任期中は国からお給料が出ますが、その間に任期終了後も続けていくナリワイ作りをすることがミッション
総務省 地域おこし協力隊
http://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/
いまは約1000人の協力隊が日本全国で働いているらしい
ところでこの協力隊の制度、使うなら自分の地元に協力隊として入っていくのが良いよなーと最近ひしひし思ってます
今日はそんな「地域おこし協力隊として、ほかの地域ではなく、地元を選んで働くことの5つのメリット」について書きます
メリット1:「地元が大樹町です!」という言葉だけで1-2年くらい縮められる
協力隊としてよその人が入ってきても
「お前誰だよ」となるわけで、0から信頼を築いていかなきゃならない
そしてそれにはかなりの時間が必要になるとききます
しかし私の場合は地元へのUターンなので
「いやー私地元が大樹町なんですー。○○地区の出身なんですよー」と言うと
「おお!そうかそうかー!○○さんの娘さんかー!昔小さい時におじさん会ってるよー!!」
となります
つまり、お前誰だよから、○○さんの娘さんかー!と一気に距離が縮まる!!!!
この効果は大きいんです
基礎となる信頼獲得のために必要な1-2年は軽くすっとばして地域に入っていける
これはかなり大きなタイムカット
メリット2:地元に定住する意思をがっちり伝えられる
協力隊としてよその人が入ってきても
受け入れ地域としては「どうせ3年経ったらどこかにいっちゃうんでしょ?」的な不安?疑惑の念?は
どうしても出てきてしまうのかなーと思います
仕方ないことですね
その点、私は地元なので、地域の皆さんも「かえってきたんだねー!じゃあしっかり仕事作らないとね!」となる
だから色んな場所に呼んでもらえたり、ナリワイ作りのためのサポートをしっかりと地域側がやってくれるのです
地元にUターン=定住する意思をがっちり伝えられるのはいい!
メリット3:土地勘がある
結局自分の地元なので、
その土地ならではの歴史や文化、慣習とか、全部はわかっていなくても(忘れていることもあるし)
土地勘や勘所があるのは0から学ぶよりずっと良いです
メリット4:親が強面なのでみんなやさしくしてくれる(気がする)
私の父はパッと見ヤクザみたいな風貌なので
若い人だと怖がってる?人もいるみたいでw
なんだか、みんな優しくしてくれる気がしますw
というのは冗談だけど、町のひとも、私のことは知らなくても親や祖父母のことは知っているので、
○○さんの娘、孫ということが距離を縮めるうえでかなり威力を発揮してくれます
メリット5:お金がかからない
地元=実家がある
私はいま実家に住んでいるのですが、これがほんっとーーーーにいい
家賃&光熱費&食費で4万という格安っぷり
年収にして5-6割減したわが夫婦にとって
このエコノミーな暮らしは本当に助かります
地元だから成せる暮らし術(術なのか?)です
協力隊として縁もゆかりも無い土地に行くの良いですが、
町おこしをしたいならまず地元からやったほうがよいし、
地元を選ぶと色々とメリットも多いので
大変おすすめです