Uターン女子の地域おこしブログ 大樹町地域おこし協力隊

2015年から北海道大樹町の地域おこし協力隊に。自動車メーカーを辞めて、横浜→北海道十勝の大樹町に移住。地域おこしとナリワイ作りに日々奮闘中。

【空き店舗DIY】できることが増えると、自由が増える。

12月から仲間たちと一緒に空き店舗を借りている。

町内ど真ん中の国道沿い、町では数少ない(というか町には2�軒しかない)コンビニの隣、まさに一等地のところにありながら

数十年シャッターが降りっぱなしだった空き店舗。

昨年町内の若手メンバーで立ち上げた宇宙と自然がテーマの野外音楽フェス「宇宙の森フェス」(https://www.facebook.com/uchunomorifes)。

「1年に1回の楽しみじゃ足りない」

「もっと町内外の人が楽しめる場をつくりたい」

そんな想いから、みんなの仕事場&遊び場(笑)をつくろう!と、メンバーでお金を出し合って空き店舗を借り始めた。

▽ちなみにFBページはこちら

「空き家でみんなの遊び場・仕事場をつくろうプロジェクト」

https://www.facebook.com/taikiakiyadeasobo/

 

仕事終わりや休日に集まってはコツコツとDIY

さすが数十年閉まっていただけあって、ところどころ壁がカビている!!カビてだめそうな壁は石膏ボードをはがして、

新しい石膏ボードで埋める!!

でもみんな初心者なので、

長さを測り間違って「10cm足りない!」なんてことも。まあこれもご愛嬌。

 

分厚いガラス扉が隙間がひどくて北国の夜風がスースーなので、

ビニールで入り口を塞いでみたり(後にこの黒いガムテープがガラスに貼り付き掃除が大変になるという事態に、、、)

 

天井や壁にペンキを塗ったり、

メンバーの恩師の方にお願いして電気工事をしたり(メンバーも交代でアシスタントをやりました)、

 

廃校の椅子をつや消しブラックのスプレーでリノベしたり、

▽BEFORE


▽AFTER (下に敷いてる牛の飼料用袋がうちの町らしくていい味だしてる)

 

スキマ風がひどかったガラス扉は、町内の木工家さん�にお願いして廃材の扉を作ってもらい、取り付けていただいたり。

解体現場にいくと色々と使えそうな物が出てくる&もらえるらしいという噂をきいて

「解体情報もとむ!」なんて周りにお願いし、

実際に情報をもらった解体予定の物件から色んなものをもらってきたり。

(便器までいただいちゃいました。台車で空き店舗から空き店舗にピンクの便器を大人3人で運んだ様子がシュールすぎて、写真を撮らなかったことがめちゃくちゃ悔やまれる)

 

「がんばってるね!」と町内の様々な団体や企業、個人の方からもご協賛などもいただき。

たくさんの方に教わり、助けられながら、コツコツとDIYをしています。

 

そうこうしていると、DIY初心者だったメンバーも知恵がついてくるもので。

「これ塗っちゃえば使えるよね」

「この机、サンダーで表面削ったらいけるね」

す、、、すごい、数ヶ月前にはなかった発言!!みんなレベルアップしてる!!

 

そして最近は空き店舗の中に壁で仕切った部屋を一つ作っている。

さらには次の冬に向けて(はやいなw)今のうちに対策しておくか、と

断熱のための床上げ作業(数cm床を木材で上げて、間にスタイロフォームを敷く)も始めた。

 

着実にできることが増えている。

できることが増えると、自由が増える。

それは自分がイメージするものをその通りに作れる、誰かの制限を受けないということだったり、

誰かに頼む=いちいちお金がかかるっていうことからの解放だったり。

自分で家を建てられれば、ぶっちゃけ数百万とか高いお金払わなくていいんじゃない?と思うし。

できることが増えれば無理して稼ぐ必要もなくて、

もっと自分の好きなことに時間を割けるんじゃないかなあ。

DIYは正直面倒なことも多いのだけど、DIYでできることが増えるというのは根本的に嬉しいし、楽しい。

でも早く完成させたいなあ。